耐震について

強さのヒミツは進化したモノコック構造

「耐力壁」は家を支える壁となる非常に重要な部分で、家が完成すると壁の中に納まり、目には見えなくなってしまう部分ですが、家づくりにおいて非常に重要な役割の一部となっています。一般的な木造構造で使われている「筋違い」「大壁」 と、「コーチパネル」 。
その違いとは…?

筋かい

力が接合部に集中することで筋かいが破損するリスクも。

大壁

壁面材では地簾力によって釘の引き抜け(パンチアウト)の危険があります。

コーチパネル

面材と枠材が一体になったパネルを柱と柱の間にはめ込むことで、今までの耐力壁にはない圧倒的な強さが実現。

耐震等級3でもいろいろ、圧倒的な耐久力

近畿ポリテクカレッジにて、震度7を100%とした力を段階的に上げる振動実験を実施し、震度6強から震度7を遥かに超える連続した揺れに対して木造住宅の構造がどの程度持ちこたえられるかを確認いたしました。
※比較試験体は筋交い・大壁直貼り・コーチパネルの3種類

振動実験での耐力壁の剛性低下率

従来の工法に比べ、コーチパネルは2回目以降何回力を加えても数値の変化はなく、構造が全く緩まないことが言えます。つまり、繰り返す地震に対し、「住み続けられる家」であることが実証されました。